loveM’s Diary

嬲る仁義

PRINCE PHILLIP MITCHELL / TOP OF THE LINE(1979)

 

南部マスル・ショールズ・サウンド・スタジオ録音。マスル・ショールズなのでバックはマスル・ショールズ・リズムセクションの面々。しかしゴリゴリサザン系ソウルという訳でもないのはジャケからもわかります。

しかしこのジャケは凄いなー。ゴージャス叶姉妹みたいな毛皮と犬とデカ丸眼鏡・・・当時の成金イメージはこんなものだったのだろうか。ところどころ聞こえる女性コーラスはジョーンズ・ガールズ。全曲をPRINCE PHILLIP MITCHELLが作ってるから才能豊かなんだね。才能あるけど順風満帆という訳ではなくそのうちアトランティックから契約を切られ、しばらくは音楽業界から遠ざかっていたようです。

ちなみにこの方って2mくらいある大男らしい。

しかしプリンスって自分で付けちゃう?あっちのプリンスはそれだけを名前にするくらい羞恥心がないけど、こっちのプリンスはまだ気恥ずかしさがあったのかもね。

内容はバラエティに富んでいますね。女性と抱き合っているジャケの前作よりスロウ系が多いみたい。

ベストトラックは6分を超える大作の①か人生讃歌のクラップ曲⑤だな。後者はYouTubeでも再生回数が桁違い。モータウンソングみたくキャッチー。