loveM’s Diary

嬲る仁義

ミステリーゾーン(1959〜1964)

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海外ドラマ『ミステリーゾーン』が最近面白くて見ています。

スーパードラマTVで朝早くに2話ずつ放映しています。1950年代後半から60年代にかけての作品ですが、画質が結構良いので驚いています。

今日あるミステリー系のショートドラマの基本になっているシリーズですね。世にも奇妙な物語ヒッチコック劇場やアウターリミッツもしかり。スティーブン・スピルバーグも幼少の頃の夢中になって見ていたクチで、彼自身もトワイライトゾーンという映画の監督をしています。彼の映画作りの基礎となっていますね。

監修はロッド・サーリング。ナレーション及び次回の予告で必ず最後に出演している目立ちたがり屋。有名なマリユス・コンスタンのオープニングテーマ曲はまだ第一シリーズでは登場せず、エンディングにバーナード・ハーマンの曲がかかるだけですがこれも何かどこかで聞いたことがある感じ。

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見た後に俳優を調べるのが楽しい。どんな作品に出てどんな死に方をしているのか、殆ど亡くなっていますからね。15話まで見たけれど知っていたのはジャック・ウォーデンにロッキーのコーチ役のバージェス・メレディスです。さすがに皆んな若い。

知らない俳優の生涯で興味深かったのは12話に出ているスティーブ・コクラン。胸毛ボーボーで顔は濃いめのワイルドイケメン。今でいうアンディ・ガルシア。さぞモテたろうとwikiで生涯を調べると1965年に死んだ時の状況が凄いです。当時48歳。ヨットで航海し遊んでいる時に突然死したみたいなんだけど、同乗してたのが何と3人の女性。それも14才、19才、25才のメキシコ女性。これってそれ目当てですよねー?って感じ。ヤりまくるぞーとボートで出たら死んじゃったみたいな。これは天罰ですかね。

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ちなみに12話はツイてない男役のコクランが未来を予想できる物売りのジイさんに絡む話。自己中な人間には不幸な結末が待っているという皮肉な話だけど、妙にそのエピソードにシンクロします。

 

話を戻しますがミステリーゾーンの話の中でもどんでん返し系の話が好きなんです。中でも14話と15話で特に15話かな。

実はその15話のオチ、映画『猿の惑星』と全く同じオチ。

何となく話が途中で読めたんですが、やはりそうだったかと。んで猿の惑星を見たら脚本にサーリングが入っていたのです。なるほどねー。

猿の惑星は1968年。その数年前に当時としては衝撃的なエピソードは視聴者をかなり驚かせたことでしょう。

驚いたのですが、シーズンごとの日本版DVDボックスセットって販売されてないんですね。

ディアゴスティーニのような隔週ブックセットはあるようです。